SDGs① 貧困をなくそう

SDGs③ すべての人に健康と福祉を

SDGs④ 質の高い教育をみんなに

SDGs⑤ ジェンダー平等を実現しよう

SDGs⑧ 働きがいも経済成長も

SDGs⑩ 人や国の不平等をなくそう

SDGs⑪ 住み続けられるまちづくりを

SDGs⑯ 平和と公正をすべての人に

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日本版パランパルミル「1,000人の親プロジェクト」

  • 寄付額

    13,000

  • 目標金額

    5,000,000

  • 寄付数

    4

  • 開始日時

    2024/09/19 13:00

    終了日時

    期限なし

※ 本サイトは寄付プロジェクトの参照用サイトです。実際の寄付はできません。

【プロジェクトの概要】

家庭環境に悩む子どもたちが家出をし、危険な環境や人間関係に巻き込まれていく現状を変えるべく、安全かつ親子が一時的に・適切に距離をとれる仕組みをつくります。本事業ではフランスのパランパルミル(半里親制度)を参考にモデル化し、親以外の大人が子どもに関わっていく社会変革を狙います。パラン=パル=ミルを直訳すると「1,000人の親」となります。

 

 

【プロジェクトが解決しようとしている社会課題】

大人たちの中にも、生い立ちにひずみを抱えて育った人たちが多くいます。親が離婚をした子どもが自身も離婚をしたり、虐待を受けて育った子どもが自身も虐待加害をおこなってしまったりといった負の連鎖も、それらの経験がない人たちに比べると2倍から3倍起きています。自分の子ども時代を癒しつつも、これからの自身の子どもや周りの子どもたちに適切なかかわりをおこなえるようになり、負の連鎖がうまれていかないようにしていく取り組みが必要不可欠です。家庭環境に悩む子どもたちが、家庭を居場所と感じられなくなった結果、危険な場所へ身を寄せてしまったり心身の健康を害してしまったりする状況を防ぎたいと考えています。

 

 

 

【解決する方法】

私たちはこれまで、一貫して家庭環境に悩む『子ども』の立場・視点を大事にして支援活動をおこなってきました。誰しもが「家庭環境や親といったルーツは子どもにとって大きな影響を与える」ということを感じながらも、日本においては家庭で起きたことは個の問題であり、自己責任論や関与すべきでないといった考えで見て見ぬふりをされることが多いです。なかなか声を上げられず社会的弱者となりがちな8,000人以上の子どもたちの声を積極的に聞きながら、子どもの最善の利益に注目をし、適切な関わりを第三者として持てるよう意識して活動に取り組んでいます。家庭というブラックボックス化しやすい場所で子どもたちが感じていることや、家庭環境や生い立ちによる歪みを抱えて育ったかつての子どもたちが感じてきたことが声として集まる場所になってきたことは私たちの強みです。

 

そしてパランパルミルとはフランスの半里親制度であり、 愛情を注ぐ心の準備のある大人と子どもの橋渡しをする制度です。 社会的養護が必要な子どもだけでなく、すべての子どもがいつでも利用できます。 半里親と子どもで何をするかは、事務局のアドバイスを受けながら、 子ども・実親・半里親で相談します。映画を見たり食事をしたり様々です。

子どもを中心に親御さんとの対応もおこなってきた私たちだからこそ、できることがあると考えています。これまでの団体のノウハウや知見とフランスから教えてもらう経験知を活用しながら、子どもたちへの直接の関わりを通じて、子どもたちが問題や不安を解消できる術を手に入れたり、現状の良い点に気づくことで「これでいいんだ」と前を向くことや、親子が一時的に・適切に距離を取れるレスパイトの時間が気軽に取れることで、親子間のコミュニケーションに無理が生じないよう「親以外の大人が子どもに関わる」ことを可能にします。

 

 

 

 


【遂行メンバーや受益者からのメッセージ】

家庭環境や親子関係に悩む子どもたちは、大人への不信感、社会への不信感を強く持っていることが多くあります。今こそ、フランスのように「地域で子どもを育てる」ことを仕組化する必要があると考えています。多くの方とこのプロジェクトをともにすすめられたらと心より願っております。

マッチングを担うメンバーはすでにフランスからの学びを研修で重ねています。このページの動画の中で少し紹介していますので、ぜひ見てみてくださいね。

 

 

 

【寄付によって達成できること】

このプロジェクトには1年間のプロジェクト新規立ち上げ時にかかる費用として約800万円の費用がかかります。

多くの方とつくりあげるプロジェクトにしたいため、このうち500万円をみなさまからのご寄付に頼らせていただきたいと思っています。

試行にかかるモニタリング、マッチングや案件管理のための事務局拠点の整備の費用が主となり、立ち上げ時に基盤を整えておくことでしっかりとしたモデルを確立したいと考えています。

 

 ■事務局の人件費

  1500円×8時間×22日×2名×12カ月分=6,336,000円

  

 ■事務局拠点の整備(千葉・東京の2拠点)

  家賃50,000円×2拠点×12カ月分=1,200,000

  光熱費14,000円×2拠点×12カ月分=336,000

  通信費4,800円×2拠点×12カ月分=115,200

 

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合計 7,987,200円

 

1人の子どもにマッチングする半里親は1人とは限りません。 フランスでは半里親の子どもや半里親の親族などと交流することもあります。 この仕組みによってまさに第2・第3の親・家族のような存在を子どもたちが持つことができます。 その存在が、ロールモデルとなり、逃げ場となり、拠り所にもなっていきます。

 

子ども1人:大人1人のマッチングを2024年度中に40組、2025年度中に150組、2026年度中に300組、実現したいと思っています。ぜひ、子どもたちのための新しい仕組みの創出に、お力を貸していただきますようお願い申し上げます。

 

団体情報
ウィーズ

家庭環境に悩む子どもたち、悩んで育ったかつての子どもたち、そしてその親を支援することで自殺・自傷に代表される生い立ちによるひずみをゼロにするべく活動しています。