SDGs① 貧困をなくそう

SDGs④ 質の高い教育をみんなに

SDGs⑩ 人や国の不平等をなくそう

アジア

市民社会の強化・改善

ひとりひとりに深い影響を与える

問題の解決

施行の段階

居場所支援

学習支援

こども

カンボジアの子どもたちが、絵本に触れられる機会を届けたい

  • 寄付額

    0

  • 寄付数

    0

  • 開始日時

    2024/09/12 17:00

    終了日時

    期限なし

※ 本サイトは寄付プロジェクトの参照用サイトです。実際の寄付はできません。

【プロジェクトの概要】

図書や図書館の数が十分でなく、図書館員や教員の知識や経験も不足していることから、子どもたちの図書へのアクセスが限られてしまうカンボジアで読書を推進するため、絵本の配布や読書推進活動・イベントの実施、移動図書館活動の実施、図書館員・教員向け研修の実施に取り組みます。

【プロジェクトが解決しようとしている社会課題】

カンボジアでは、内戦終結以降国際社会等の支援も入り、子どもの読書環境の改善が進んできました。

しかし、子どもの読書を通した学びの機会と環境という観点からは、まだまだ多くの課題が見られます。カンボジアでは、全国の小学校の約半分には図書館・図書室がありません。これは、校舎や教室の不足により学校図書館が設置されていなかったり、学校関係者や教員の知識や経験の不足により図書館が機能していなかったりする学校が多くあるなど、教育行政の対応が追い付いていないことが理由としてあげられます。またカンボジアでは、15歳以上の成人の非識字者(簡単な文章の読み書きが難しい人)の割合が約15%となっており、10人に1~2人の大人が読み書きが難しいという現状があります。その割合は貧困層になるほど高くなり、そうした家庭では学習や読書へのアクセスも限られてしまう傾向にあります。こういった学習や読書に親しむ機会の欠如は、子どもの教育格差や貧困の再生産を生み出す要因の一つとなっていると考えられます。

読書は、子どもが言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、創造力を豊かなものにし、生きる力を身に付けていく上で欠くことのできないものです。子どもが読書に親しむためには、図書を手に取るだけでは十分ではなく、子どもと図書を繋ぐための空間づくりや読書に関わる人の育成、読み聞かせ等の活動実施など、環境を整備していくことが必要とされています。

 

<参考文献>

Kingdom of Cambodia, Ministry of Education, Youth and Sport. Education Congress. (2024).

 


【解決する方法】

・対象地域への絵本の配布

・読書推進活動やイベントの実施

・移動図書館活動の実施

・図書館員や教員向けの読書推進研修の実施


【寄付によって達成できること】

3,000円で・・・カンボジアの幼稚園に絵本5冊を配架できます。

10,000円で・・・カンボジアの幼稚園やCLC(コミュニティ・ラーニング・センター)で移動図書館を1回実施できます。

15,000円で・・・読書推進活動で用いる文房具1セットを購入できます。

目標金額:74万3,000円

 

 

 

【プロジェクトの目標と成果】

都市部・農村部での読書推進活動、移動図書館活動を通じて、図書や読み聞かせ活動へのアクセスの確保、子どもの読書を支える図書館員や教員の育成を行い、カンボジアの子どもたちの読書機会の拡大を目指します。

 

団体情報
シャンティ国際ボランティア会

世界には、紛争、貧困、自然災害などで教育を受けられない人たちがたくさんいます。私たちは、厳しい環境の中でも安心して学べる機会をつくる活動を通じて、人々の考える力、創造する力を支え、「共に生き、共に学ぶ」ことのできる平和(シャンティ)な社会をつくることを目指しています。