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児童養護施設や里親家庭で生活する子どもたちに!◎ IFCAのユースたちがつくった冊子『トランジション・ツールキット - 未来を切りひらくための ロードマップ』を届けよう!

  • 寄付額

    81,000

  • 寄付数

    8

  • 開始日時

    2023/05/19 00:00

    終了日時

    期限なし

※ 本サイトは寄付プロジェクトの参照用サイトです。実際の寄付はできません。

【プロジェクトの概要】

私たちNPO法人インターナショナル・フォスターケア ・アライアンス [IFCA:イフカ] では、

児童養護施設や里親家庭での生活を経験した若者(ユース)が全国の5都市にチームを結成し、当事者参画を目指して日々活動しています!

 

この度、米国で学んだIFCAユースがチームをつくり、多くの時間と労力をかけて

社会的養護の当事者の自立を支え、道案内するためのセルフガイド『トランジション・ツールキット- 未来を切りひらくための ロードマップ』を作成しました!

この書き込み式のナビゲーションツール は、社会的養護から巣立つ不安の多い人生の移行期で、

若者たちが自分の人生を自分のものとして生きていくために、若者自身が主体となり自分のペースで人生の計画をたてる手助けとなります。

IFCAユースの思いのこもった渾身のガイドブックを、みなさんの寄付によって、

これから児童養護施設や里親家庭から巣立つ16歳から18 歳までの1000名の若者たちに届けたいと考えています!

 

【プロジェクトが解決しようとしている社会課題】

日本では、毎年およそ2000人が児童養護施設や里親など「社会的養護」を18歳で措置解除となり、社会に巣立っています。

20歳前の年齢 でひとり立ちをして生きていくことは一般の若者たちにとっても容易ではありませんが、

社会的養護の環境で育った若者たちは、頼る家族もなく、虐待やネグレクトを受けたことによる困難を抱え、より一層過酷な状況での生活を強いられています。

自立を支援する仕組みは徐々に整備されつつありますが、まだ十分とは言えず、国の規模での予算も用意されていません。

いくつかの研究からも、社会的養護を離れた後の若者の暮らしが非常に困難なものであることが明らかとなっています。

 

【解決する方法】

『トランジション・ツールキット- 未来を切りひらくための ロードマップ』は、IFCAユースたちがおよそ1年間かけて執筆、編集した社会的養護の当事者の自立を支え、道案内 するためのセルフガイドです。

 

この冊子の中を少し覗いてみましょう。

以下の11の項目にそれぞれ、地図とワークシートがあり、その下部には「準備状況の得点化」の欄があります。

それぞれの地図のテーマについて、 「まだ準備ができていない」を1 点、「完全に準備ができている」を10点として、10点満点で自分の準備がどれくらい進んでいるかを確認することができます。

 

1.金銭管理
2.住居
3.セルフケア&健康
4.教育
5.ライフスキル
6.移動手段
7.自分を知る・証明する
8.永続的なつながり
9.地域社会&社会生活
10.仕事&キャリア
11.パートナーシップと新しい家族

 

今まで、自立支援のためのガイドは、大人によって書かれ、内容を解説するのも大人たちでした。

この『トランジション・ツールキット』は、施設や里親から大人への移行期を経験した若者 たち(ユース)が、後輩ユースたちのために作成した、まったく新しい試みです。

2021年7月に発行された初版1000部は、全国の施設や里親からの注文で瞬く間になくなってゆきました。

 

再版分の1000部は、このキャンペーンで集めた寄付をもとに、IFCAのユースたちが、これから一冊づつ全国のユースに届けてゆきます!

ぜひ、皆様のご寄付でサポートをお願いいたします!

 

 

【遂行メンバーや受益者からのメッセージ】

冊子に掲載されているIFCAユースからのメッセージです!

 

トランジション・ツールキットの「トランジション」という言葉は「大人になっていく道のり」のことを意味します。

里親家庭や施設などを離れ、自分の人生を歩んでいくときにはたくさ んの希望もありますが、同時に不安を感じることもたくさんあると思います。

これは、少し前に里親家庭や施設を離れた私たちもそうでした。

里親家庭や施設を離れると、突然、「大人」とし てのたくさんの決断を迫られることがあります。

例えば、どこに住むのか? 病気になったらどうすればいいのか? 生活にどれくらいのお金が必要なのか? 

......同年齢の若者の多くは、20 代後半であっても、親を頼って生活の一部をサポートしてもらうことができますが、里親家庭や施設で暮らしてきた私たちは、親からの支援を頼ることができない可能性があります。

これから の自分の人生を安全に、安心して過ごしていくためには、そのための計画や準備が大切です。私たちの経験やみなさんへのメッセージをたくさんつめこんで、このワークブックを作りました!

あなたがあなたらしい人生を送るために役立ててください。

 

【寄付によって達成できること】

1000円のご寄付で2名、5000円の寄付で10名、10000円の寄付で20名の、施設や里親家庭にくらす若者たちの手に、『トランジション・ツールキット - 未来を切りひらくため の ロードマップ』を届けることができます。

 

団体情報
インターナショナルフォスターケア アライアンス

すべての子どもと若者が愛され、支えられ、自身の可能性を最大限に発揮できる社会の実現を目指します。
ミッションは国を超えた、多様な考えの交流、協働、つながりづくりを通じて、子ども家庭福祉のシステムを前進させることです。