SDGs① 貧困をなくそう

日本全国

台風・水害

虐待

貧困

居場所支援

DV

おすそわけで、助け合い。生活に困窮する子どもたちに笑顔を届けたい。

  • 寄付額

    64,000

  • 寄付数

    14

  • 開始日時

    2021/11/30 10:01

    終了日時

    期限なし

※ 本サイトは寄付プロジェクトの参照用サイトです。実際の寄付はできません。

【プロジェクトの概要】
おてらおやつクラブは「たよってうれしい、たよられてうれしい」と思えるような「ともに生きる社会」の実現を目指しています。

おてらおやつクラブは、お寺さまや団体さま、そして⾏政機関とも連携し、地域で助け合う社会の創出を⽬指し、全国に活動を広げるべく様々な取り組みを⾏っています。同時に、地域の⽀援とつながることが難しいひとり親世帯へ、事務局がある奈良から直接「おすそわけ」をお届けする直接⽀援活動も⾏っています。

全国のお寺の「ある」と社会の「ない」をつなげて無理のない範囲で支援活動を始めるきっかけを作ることで、「たよってうれしい、たよられてうれしい」と思えるような共助社会の実現を目指しています。

 

【プロジェクトが解決しようとしている社会課題】

見えづらい子どもの貧困

日本の「子どもの相対的貧困率」は2019年時点で13.5%となり、子ども(18歳未満)の7人に1人、実に約280万人の子どもたちが貧困に苦しんでいます。

さらに、ひとり親世帯では48.1%、2人に1人が貧困状態にあることを示しています。

ところが、身の周りにそのような子どもを見かけないという貧困の見えづらさが、問題の解決を難しくしています。

 

ここで、おてらおやつクラブを通じて「おすそわけ」を受け取られた、あるお母さんの声をご紹介しましょう。

貧困家庭の多くは、一見、不自由なく暮らしているように見えても、心身ともに厳しい生活を強いられています。

身近な人に苦労を見せたくない。そうした思いによって経済的な困窮と孤立が重なると、周囲に「助けて」と言えずに、一気に困窮状態は深まってしまうのです。

 

【解決する方法】
お寺の「ある」と社会の「ない」をつなぐ

おてらおやつクラブは、お寺にお供えされるさまざまな「おそなえ」を、仏さまからの「おさがり」として頂戴し、子どもをサポートする支援団体の協力の下、経済的に困難な状況にあるご家庭へ「おすそわけ」する活動です。

活動趣旨に賛同する全国のお寺と、子どもやひとり親家庭などを支援する各地域の団体をつなげ、お菓子や果物、食品や日用品をお届けしています。

「おそなえ、おさがり、おすそわけ」の活動は、「既存の組織・人・もの・習慣をつなぎ直すだけで機能する仕組みの美しさ」が評価され、2018年度グッドデザイン大賞(内閣総理大臣賞)を受賞しました。

 

当活動には、日本全国の1,600のお寺、500の支援団体が連携し、毎月のべ約2万人の子どもたちにおすそわけが届けられています。

一方で、事務局には日々、さまざまな事情により行政や支援団体とつながることができないご家庭から「助けて」の声が届いています。

そのようなご家庭に対しては、直接的におすそわけを届けるとともに、一定期間お母さんや子どもたちに伴走し、必要な支援につながることができるよう橋渡しを行っています。

現在その支援要請は急増しており、約3,000世帯を超えています。

 

【遂行メンバーや受益者からのメッセージ】

 

【寄付によって達成できること】

お預かりしたご寄付は、ひとり親家庭へのおすそわけ事業にかかる配送費や消耗品費をはじめとした運営費として、大切に活用させていただきます。おてらおやつクラブの支援の輪を広げることによって、より多くの子どもたちに、お寺から「おすそわけ」が行き届くようになります。たとえば、毎月1,000円のご寄付で1年間に12世帯のひとり親家庭へ食品等の「おすそわけ」をお送りすることができます。
おてらおやつクラブの「おすそわけ」による支援の特徴は、誰かが見守ってくれている、自分はひとりではないと感じられることにあります。
支援の要請に対して早急におすそわけを届けることは、人とつながっている実感を与え、心理的にも状況が改善することをアンケート調査で確認しています。

団体情報
おてらおやつクラブ

「ともに生きる」仏教の精神にもとづき、共助社会の創出を目指す。